築地マグロ屋3代目

築地マグロ屋3代目が、豊洲市場で毎日行う本鮪・インドマグロの競り情報を発信。仲卸ならではの鮮度と熱気をお届けします。

マグロまでもが・・・

前回の台風から小物類は非常に物が少ない状態が続いておりましたが、マグロだけは

輸入物などもあって小物類ほどの品薄まではいっていなかったのですが・・・

 

今日は厳しかったですね~(><)

 

オーストラリア産なども天然インドや宮城県塩竈の旋網漁の本マグロなど一見数はあるのですが、近海物は夏のマグロで脂全くなし、オースとインドは色が良くないものばかりと使えるサカナが少ない・・・という状況。

大西洋ジャンボのボストン・カナダ産も今日は大小合わせて6~7本ありましたが当然高く、近海物もちょっと脂見えればもう驚くほど高い値段が付いてます(^^;)

インドもニュージーランド産の良いものはめっちゃ高い。。。

と、こうなるとまともなものは高くなってしまうので、どうしても脂があって色が微妙なものだったり、逆に色があって脂が全然ないというようなパッとみた時に

『これどうだろうね~』

的なマグロに手を出さざるを得ません。。

 

インドというサカナは良くも悪くも「化ける」魚なので、そこの「ワンチャンス」に賭けて仕入れるしか無なくなりますからね。。。。

 

ホント、難しい。。。。。。

 

これからインドが減ってきてしまうと本当に窮地ですが、大西洋ジャンボがぼちぼち数出てきてくれることをいのるばかりです。

 

 

この時期のまぐろやさん・・・ホント難しい(><)