築地マグロ屋3代目

築地マグロ屋3代目が、豊洲市場で毎日行う本鮪・インドマグロの競り情報を発信。仲卸ならではの鮮度と熱気をお届けします。

マグロと中東情勢の影響。。

皆さん御存知の通り、現在はアメリカ・イスラエルとイランとの交戦状態が続いております。すでに私たちの生活にもガソリン代の高騰など影響が確実に出てきておりますが、原油のほとんどを中東からの輸入に頼る我が国では長く続いてしまうと確実に死活問題にとなります。でなくてもここ数年でありとあらゆる物が値上げとなり、かといって日本経済は末端レベルでは全く良くなっておらずその影響は計り知れない物となっておりますね。

魚もかなりいろいろと値上げされましたが、そんな中でもマグロ、特に近海の天然本マグロは比較的、他のものに比べれば少しの値上げですんでいる方だと思ってます。

ただ世界情勢がエネルギーに不安を抱えている今、マグロを取りに行く船の燃料がかなり深刻な事態になっていると聞きました。

すでに遠洋に出ている冷凍船は現地での燃料の調達にかなり苦労しているらしく、帰って来れなくなっている船も多数だとか??近海も燃料を満タンに入れてもらえない事態になっているところも多く、燃料が高い安いよりも操業に影響が出始めていると聞きます。

ここのところの冷凍マグロの相場の値上がりは非常に顕著なものとなっており下がる気配も全くありません。まだ近海の生マグロのほうが「下がる日」というのは必ずありますので、そのタイミングでなんとか凌ぐ事はできますが、それでも燃料が高くなる、操業に影響が出て全体的な本数が減るとなれば必ず影響は出ますので、本当にこのままだとより厳しい状況になってしまうのでは??という不安は非常に大きくあります。

 

どの業界もそうですが、どこか1つが抜けても成り立ちません。

漁師さん、荷主さん、運送業者さん、大卸、仲卸、そして小売店と全員が共存していかないといけないと思っております。

もちろん良いマグロをお得意様にお安くご提供したいという思いは不変なものではありますが、最低限「この値段」というものがあるのはわかりますし、実際今日仕入れたマグロも浜値に届いておらず競りが終わってから競り人が「この値段まで買い上げてください・・・」と懇願しにきておりました。

もちろんそれで魚が来なくなってしまっても、こっちも困るので「まぁいいよ。仕方ない」となりましたが、こういうことはお互い支え合っていかなければなりませんからね・・・少なくとも私はそう思ってます。

ただもちろん魚にそれなりの価値があることは絶対条件で、品物が良くなかった時に損をしてしまうのは荷主さんも仲買さんも同じですが・・・(^^;)

 

と、ちょっと真面目な話もたまには・・・笑

 

今日も塩釜の旋網漁と銚子、塩釜、気仙沼の延縄がちょろっと。それに島周りの釣りと日本海の定置網漁。

このなかで釣りと定置は魚体が相変わらずデカいのでパス。。

明日が休みなので旋網もな~と思って、鮮度の良い130キロの塩釜延縄漁をしれました!

卸しましたがまだ鮮度が良すぎて脂が出ておらず、色はけっこういい感じで出てきましたが休み明けくらいに良い状態になってくれると思います。楽しみ♫

 

最後写真を撮ろうとダンベを除くと・・・

 

 

尻尾しか残って無かった・・・(^^;)

今、カツオなどが出ているらしく(しかもけっこう魚良いらしい)そういうときって安価なこのような尻尾の部位などが残ってしまうんですよね~ダレカタスケテ

 

お安く出せますので、是非(^^)

 

 

1日も早く世界が平和になりますように・・・・(祈)