築地マグロ屋3代目

築地マグロ屋3代目が、豊洲市場で毎日行う本鮪・インドマグロの競り情報を発信。仲卸ならではの鮮度と熱気をお届けします。

ジャンボ3兄弟(^^)

今日はセリ場、ガラガラ(><)
特にニュージーランド産のインドマグロの入荷が無い卸5社のうち3社は
目を見張るほど!?の少なさ。。

相変わらず天然インドは数きているんですが、本マグロは近海物も少なく、
大西洋ジャンボも9本。
朝、ボストン・カナダ産を入れているアメリカ人の荷主さんが
『中国の方が高く売れる・・・』
とぼやいておりましたが、そこはやはり景気の違いなんでしょうかね。
それとどうしても日本では
『近海の天然本マグロが1番』
というのが根底にはありますので、それでも一昔前に比べれば大西洋のジャンボも
近海の天然物並のお値段が出るようになりましたが、それを「超える」という事は
なかなかないんだと思います。
でも、今年はめっきり東南アジアからの輸入バチが来なくなりましたが、
それも中国の方が高く売れるからなんだとか??
前にどなたかから耳にしましたが、品物の良し悪しの目が効かない向こう(中国)では
「マグロ=高い物」というイメージらしく、マグロの形していれば!?そこそこ
イイ値段で売れてしまうのだとか!
特にデカくて見栄えのする大西洋ジャンボは格好の
『THE・マグロ』
なのかもしれませんよね。

とにかくこの先、マグロに関しても日本を脅かしそうな中国市場・・・
脅威ですね。。


そうはいっても、セリ場で値段を見ていると決して安くはないんですけどね~
今日はあまり気が無かったので、セリ残りをもらおうと待っていてもそもそもセリ残らない・・・
インドは再三申しておりますが、最近のニュージーランド産は物が落ちているので
その中で目立つものは当然高いですし、だからと言ってそれ以外は正直、今の魚では
ちょっとリスクが大きいという感じでして(^^;;)





大西洋ボストン産「ジャンボ」良い物在庫してましたんで無理はしませーん(^^)

明けもあるみたいですしね(笑)