築地マグロ屋3代目

築地マグロ屋3代目が、豊洲市場で毎日行う本鮪・インドマグロの競り情報を発信。仲卸ならではの鮮度と熱気をお届けします。

夏のマグロになりつつ(^^;)

今年はコロナウイルスのせいでやたらと早く時間が過ぎたような気がしてますが、
早いものであっという間に半年が終わろうとしています。
私、たいていセリ場に出ているマグロの産地、種類で季節の移り変わりを強く感じるので、
このコロナ禍にあっても出ているマグロの季節の移り変わりはコロナとは全く関係が無く
ちゃーんと今年も同じように(笑)
そして・・・・夏が近づいてくると近海物の天然本マグロは徐々に脂が抜けてきて、
養殖のマグロは身の締まりがなくなり、身割れが多めになってくるという・・
そんな季節(^^;;)

今日は青森県の深浦産の定置網のサイズにして30キロ台中心の小マグロ?が
ずいぶんと本数出ておりました。
境港の旋網マグロもあったんですが、近海物の天然本マグロ全体を通して、
やはり脂は抜けつつありますね~
今は時代が脂を求めるようになり、この時期でも養殖マグロの普及により
十分に脂ののったマグロがありますが、昔の築地のマグロ屋や魚屋さん辺りに夏にマグロに脂を求めると
『夏のマグロに脂なんかあるわけねーだろ!このど素人がっ!!』
と怒鳴りつけられるオヤジみたいな人がいっぱいいました(^^;)

今はそういった『名物オヤジ』みたいな方もいなくなっちゃいましたが、もともと
夏のマグロに脂を求めるなんてタブーという雰囲気がありましたよね~
まぁ・・・この時期本数は上がりますが、品質はもう一つという時期ですので
今年の境港はここにきて脂抜けてはきてますが、例年に比べずいぶん品物も良かったですし、
いい時期も長めに持った方だと思います!!

もうそろそろ脂抜けてきちゃうのはしょうがないですよね~~~


まぁ毎年のことなのですが、そうなると季節が逆の南半球の魚の方が「良い」となるわけでして
今日もありましたがニュージーランド産の天然インドなんかは脂はありますよね~
ただ天然インドは変色も多いので(食べるには問題なし)、その辺は本当に気を付けて
仕入れないとえっっらいヤラレマス(汗)
ただ・・・脂は本当に良く見えるのがインドなので、そこらへんはギャンブル要素も多分に含んでます(笑)




ということで、私はまだ良い境港の旋網マグロを在庫してますので明日までは・・・大丈夫かな(笑)
明日はインドが多いようです。
インドも見てみないとなぁ~~(^^;;)